【公務員試験】科目優先度ランキング
公務員試験をこれから受験しようと考えている方の為に、優先的に勉強するべき科目をランキング形式で紹介していきます。
順位の高いものから順に手を付けていけば、効率よく点数を稼ぐことができます。
今回のランキングは私自身が経験した、国家公務員一般職と国税専門官試験を合格するための優先順位です。
他の試験を受ける場合はランキングが多少異なってきますのでご了承ください。
ちなみに私は受験する年の1月から試験勉強を始めて、半年足らずで国家公務員一般職と国税専門官試験を合格しました。
大事なのは勉強時間ではなく、効率よく重要な知識から順に学んでいくことです。
今回紹介するランキングは試験問題の難易度や点の取りやすさ、学びやすさ、勉強にかかる時間などを総合して作成しました。
時間があまりないという人は下位の科目は捨てていっても問題ありません。
目標は取れる問題だけ取って全体で7割正解することです。
100点満点を目標として勉強するのは非常に効率が悪いので、絶対にやめてください。
ランキング上位の科目は基本的に点数を取りやすいので8割~9割正解し、
下位の科目は正解できたらラッキーぐらいの気持ちでいきましょう。
優先度第1位 民法
正解目標8割
公務員試験においてまず勉強を始めるべき科目は民法。
民法は公務員試験の鬼門ともいえる科目です。
分量が非常に多く、民法の世界観を理解しなければ学びづらい点がその所以だと思います。
しかし私も全く無知の状態から始めて最終的には得意科目となっていました。
民法は体系さえつかんでしまえばさくさく学べるので、早いうちに民法の大枠をつかむのが攻略の鍵です。
分量の多さに圧倒されないようになるべく早く勉強を始めましょう。
民法を苦手としている受験生は多いので、差をつけられるチャンス科目です。
2位 経済学
3位 判断推理(教養科目)
正解目標7割
続いて始めるべき科目は判断推理。
出題数も多く、教養試験において文章理解に次いで得点源となる科目です。
しっかり対策して他の受験者と差をつけましょう。
4位 文章理解(教養科目)
正解目標8~9割
次いで始めるべき科目は、文章理解。
文章理解は問題の難易度が低く、対策すれば全問正解も狙えます。
逆に言えば他の受験者も高得点を取ってくるので、ここで得点できないと不利になります。
しっかり対策して得意科目に仕上げましょう。
5位 憲法(専門科目)
正解目標8割
憲法は専門科目の中で最も学びやすい科目だと思います。
多くの受験生が得意科目としています。
さっさとマスターして点を稼ぐ科目にしてしまいましょう。
できれば全問正解したいですが、8割正解できれば合格点です。
6位 行政法(専門科目)
7位 時事(社会事情、経済事情)
8位 数的推理(教養科目)
9位 資料解釈(教養科目)
10位 会計学(専門科目)
※国税専門官が第一希望の人限定
11位 財政学(専門科目)
12位 政治・経済(教養科目)
13位 小論文
※国家公務員一般職を受験する人限定
14位 社会学(専門科目)
15位 政治学(専門科目)
ここから下の科目はあなたが高校時代得意だった科目や好きだった科目、学びやすそうな科目等、自由に並び替えて問題ありません。最悪時間が少ない人は捨てても問題ありません。
16位以下のランキングはあくまで私(高校時代文系)が受験した当時の状況(2018年度受験)を想定して作ったものです。実際は時間が足りず勉強せずに受験しました。
しかし、文章理解の英語を捨てるという方は、最低3科目、できれば4科目以上学習してください。
16位 生物(教養科目)
生物は浅い知識で解ける問題が多く、それほど勉強時間を要しません。
どうしても時間がないという方以外は学習しましょう。
学習方法は、TAC出版の【一般知識出るとこチェック】を一通り読み、実務教育出版の【過去問ダイレクトナビ】をマスターしておけばOK。
17位 地理(教養科目)
地理は生物同様学ぶ量が少なく、出来れば1点を取りに行きたい科目です。
時間に余裕がないという方以外は対策しましょう。
学習方法は、TAC出版の【一般知識出るとこチェック】を一通り読み、実務教育出版の【過去問ダイレクトナビ】をマスターしておけばOK。
18位 世界史(教養科目)
世界史は高校時代にしっかり学んだ方で、時間に余裕がある方だけ学習してください。
学習方法は、高校時代の教科書を参考にしながら実務教育出版の【過去問ダイレクトナビ】をやれば十分です。
決して深追いしないでください。
19位 日本史(教養科目)
日本史も世界史同様、高校時代にしっかり学んだ方で、時間に余裕のある方だけ学習してください。
学習方法も世界史と同じでOKです。
20位 思想(教養科目)
この科目は、思想や文学、芸術などに興味のある方や、ある程度知識のある方だけ学習してください。
覚える内容としてはそれほど難しくはないですが、好き嫌いが分かれます。
内容が好き、興味があるという方は、TAC出版の【一般知識出るとこチェック】を数回読んでおきましょう。
本番でとれたらラッキーぐらいの気持ちで大丈夫です。
絶対に深追いをして学習に時間をかけすぎないでください。
21位 物理(教養科目)
物理は高校時代に理系で学んだ方以外は捨ててください。
知識のない状態から独学で学ぶのは大変で、出題数も1問なので非常に効率が悪いです。
理系出身者で物理を選択したい方は、高校時代の教科書を参考にしながら、
実務教育出版の【過去問ダイレクトナビ】をやれば十分だと思います。
あとは試験直前に同じく実務教育出版の【過去問500】をやっておけばOK。
22位 化学(教養科目)
化学も物理同様高校時代に理系で学んだ方以外は捨ててください。
選択する方は上記の物理と同じように学習してください。
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